今回はArduinoNanoEveryを使ってLEDを光らせる方法をご紹介します。
回路図
今回使用するLED
一例として今回使用するLED選定します。
抵抗値の計算
回路図を見るとR1(抵抗)があります。この抵抗値を計算していきたいと思います。
ArduinoNanoEveryの1つのI/Oポートから流せる電流は20mAまでと決まっています。
LEDのデータシートを見ると
LEDに電圧をVF=2.5v印加すると電流はIF=100mA流れようとしますArduinoNanoEveryのI/Oポートからの出力電圧は5vとなっているのでLEDのVF=5vになってしまい1つのI/Oポートから流せる電流上限の20mA大きく超えてしまいます。そこで制限抵抗(R1)を入れます。今回LEDに流したい電流量を10mAにすると決めます。すると制限抵抗を求める式は
(電源電圧[v]ー順方向電圧降下[v])/順方向電流[A]=抵抗値[Ω] より
(5[v]ー2[v])/10[mA]=300[Ω] となります。(m=10^(-3)=-1000)
E24系列の抵抗を使うのであれば300[Ω]の抵抗が存在するため制限抵抗(R1)は300[Ω]となります。
もし計算が理解できない場合、Arduinoを使うのであれば制限抵抗を1k[Ω]~10k[Ω]入れておくと大丈夫です。
プログラ例
const int LED = 13; //13ピンを「LED」という名前に紐づけする void setup() { pinMode(LED, OUTPUT); //LED(13ピン)を出力に設定 } void loop() { digitalWrite(LED,LOW); //LEDをロー delay(1000); //1秒待機 digitalWrite(LED,HIGH); //LEDをハイ delay(1000); //1秒待機 }
実際の接続画像
※砲弾型LEDが手元に無かったため角形LEDを使っています。
回路図を見ながら実際に配線してみましょう!!
LEDには極性があるので注意しましょう!!
これでLチカは終了です。お疲れ様でした。